ワンランク上の自分を目指す中で、肌悩みは永遠のテーマ。
頑固なシミや二キビが気になって、自分に自信が持てないという方は多いのではないでしょうか。
そんな貴方にこそ、メイクに挑戦していただきたいです。
メイクは理想の自分を叶えてくれる、とてもコスパの良い自分磨きなんですよ。
今回は、メイクの基本。肌悩みを解決するベースメイク、その知識編です。
✔本記事の内容
・そもそもベースメイクって何?
・ベースメイクのすすめ。工事は基礎から
この記事を読むことで、ベースメイクについての知識が身に付いちゃいます!

化粧品検定1級とコスメコンシェルジュ資格を所持。
小学生からスキンケアをはじめ、メイク歴は6年。
2021年9月よりブロガーとして美容情報を発信している。
Twitterはこちら→あまとーなねこ
あまねこ
そもそもベースメイクって何?
ベースメイクとは、メイクの土台となる肌の調子を整えるものです。
具体的に言うと、肌の凹凸を無くしたり、二キビやシワ、クマなどの肌トラブルを隠すことをいいます。
特に肌の凹凸が出やすい男性は、ベースメイクを行うだけでも相手に清潔な印象を与えることが出来ますよ。
メイクの順番

基本的なメイクの順番は、下記の通り。表ではリキッドファンデーションを例にとって解説していきます。
①スキンケア
↓ 10分程度あいだを置く
②日焼け止め
↓ 10分程度あいだを置く
③下地
↓ 間は置かなくてOK。指で使用。その後スポンジで抑える。
④リキッドファンデーション
↓ 間はおかなくてOK。ブラシやスポンジがおすすめ
⑤コンシーラー
↓ 間はおかなくてOK。ブラシやスポンジがおすすめ
⑥フェイスパウダー
間はおかなくてOK。ブラシを使うとムラなく綺麗につきます。

パウダーファンデーションを使う場合は、コンシーラーがファンデーションの前に来るねこ。
①メイクをはじめる前に!スキンケアしてますか?

メイクを始める前に確認しておきたいのがスキンケア。
肌の調子が悪いと、下地やファンデーションが上手く肌に馴染まずにかえって汚く仕上がってしまいます。
そうならないためにも、日ごろからのスキンケアはサボらずに続けたいですね。
また、肌の調子が悪い時用の化粧品も準備しておくと安心です。
スキンケアについてはコチラ▼

化粧品同士の相性も考えよう
スキンケアをする上で特に注意したいのが、次に使用する化粧品との相性です。
保湿力の高いクリームやオイル、オールインワンジェルのような化粧品は、日焼け止めやファンデーションが肌に馴染むことを妨げたり、成分同士が混ざって白いカスを発生させてしまうことがあります。
この現象の対策としては、朝はなるべくサラっとした使用感の化粧品を使いましょう。
そうすることで、白いカスの原因となるジェル化剤を避けやすくなります。
他にもスキンケア化粧品が馴染みきっていないケースも考えられるので、10分程度あいだを置くと解決できる場合があります。
いずれにしても、化粧品との相性次第のところが大きいので、自身で使用しながら見定めていくことが必要になります。
ジェル化剤とは、化粧品の粘度を保つための成分。トロっとした化粧品には大体配合されています。よく使われる成分は、カルボマー、キサンタンガム、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、ポリアクリル酸Naなど。
②日焼け止めは必ずつけましょう
下地やファンデーションにも紫外線防止効果がある商品が増えてきました。
もしかしたら日焼け止めを塗らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、下地やファンデーションでは紫外線防止効果を十分に発揮できるまで量を塗ることが難しいため、必ず日焼け止めは塗りましょう。
日焼け止めについて詳しくはコチラ▼

③下地は縁の下の力もち

ベースメイクをする上で一番大事になってくるのが下地です。
下地には化粧のノリをよくする以外にも様々な効果があります。
毛穴の凹凸やくすみをカバー
ファンデーション程ではありませんが、肌トラブルをカバーする効果があります。
毛穴の余分な皮脂を抑える
毛穴の皮脂を抑えて、化粧崩れの防止やテカリを防ぎます。
コントロールカラー効果
製品によっては色の力で肌の赤みやくすみ、血色の無さをカバーする効果があるものも。
外的刺激から肌を守る効果
紫外線や乾燥といった外的要因から肌を守る効果があります。
また、下地で薄膜を張ることでファンデーションが落としやすい状態となり、クレンジング等の肌刺激を和らげる効果も。
下地は肌を守っている
下地とファンデーションの違いは、肌を守るのが目的か美しく見せるのが目的かです。
ファンデーションの仕事は顔料によってお肌を美しく見せること。
そのため、肌には少なからず刺激になってしまいます。
その刺激から肌を守るのが化粧下地の本来の役割なのです。
化粧品の中にBBクリームとCCクリームというものがあります。昨今のメンズコスメではお馴染みのこれらのクリームは、下地とファンデーション両方の効果を持った優れもの。下地とファンデーションを使わずにベースメイクをコレ一本で完結させることができます。

あまねこBBクリームやCCクリームは、効果を両立させる都合で崩れやすいという弱点があるねこ。あまねことしては、下地を使ってからの使用をおすすめしたいねこ。
④化粧の花形、ファンデーション

ファンデーションの役割は前述した通り、肌を美しく見せること。
そのために各化粧品メーカーでは色々なファンデーションが開発されています。
毛穴や肌ムラを解消する以外にも、ツヤ肌やマット肌と呼ばれるいわゆる陶器肌など、肌の質感をコントロールする効果があります。
ファンデーションには肌色に合わせた、多ければ数十種類ものカラー展開があり、選ぶのは至難の業。
首の色に合わせるのが一般的と言われていますが、分からない時は無理をせず美容部員さんに色を見てもらうことを検討しましょう。

最近ではメイク男子も一般的になってきたねこ。美容部員さんも慣れているので、過剰に心配することは無いねこよ。
リキッドファンデーション
代表的なファンデーションの一つで、液状のファンデーション。
色展開が多彩で、指でも伸ばしやすい。
リキッドファンデーションに粘性を持たせたクリームタイプのファンデーションも存在する。
欠点は、容器が瓶状のものが多く、化粧直し用のポーチに入れるのが難しいところ。
液漏れの危険性もある。
パウダーファンデーション
粉状のファンデーションを固めた、プレストタイプと呼ばれるものが主流。
粉跳びの心配が無く、付けすぎることも少ないため初心者におすすめ。
別売りのコンパクトでかさ張らず持ち歩くことができる。落とした時など万一の割れには注意。
また、肌のコンディションによっては粉っぽくなりやすい。
クッションファンデーション
クッションにリキッドファンデーションを染み込ませたモノ。
持ち歩きやすくお直しもしやすいと最近人気のファンデーション。
パフで使用することが多く、液状のため汚れが付きやすいので、衛生上パフを頻繁に洗う必要がある。

手軽なぶん面倒も多いのが悲しい所ねこ。
⑤七難隠すコンシーラー
ベースメイクの中でも一番テクニックが必要になってくるのがこのコンシーラー。
状況によって様々な使い方ができ、シミや二キビ、クマなどを隠してくれます。
ポイントカバーに向いているモノから広範囲をカバーするモノまで用途により選択肢は変わってくるので、自分の肌悩みと相談しながら選ぶようにしましょう。
リキッドファンデーションを使う場合は、リキッドファンデーションの後に。
パウダーファンデーションを使う場合は、パウダーファンデーションの前に使用します。
リキッドコンシーラー
液状のコンシーラー。
種類が豊富で、カラーバリエーションも多彩。
点でカバーするよりも面でカバーするのが得意なモノが多く、ファンデーションのように指やスポンジ、ブラシなどで伸ばし、肌との境目をぼかして使用する。
値段帯によっては乾燥を招くこともあるため注意。
複数の肌悩みがある場合、一本では対応しきれないのも悩み。
パレットコンシーラー
クリーム状のコンシーラーを固めてパレットにまとめたモノ。3、4カラーが入っているのが一般的で、単色のクリームコンシーラーも存在する。
濃淡の違うカラーを混ぜ合わせることで、色々な肌悩みに対応できるのが強み。
二キビには点で置き、クマには面で置くなど、多少の工夫が必要。
肌タイプによっては相性が悪い場合も。

初心者向きとは言われているけど、あまねこには難しく感じたね。できるなら一度試してから使ってほしいねこ。
⑥メイクキープの番人。フェイスパウダー

ベースメイクの最後を締めくくるのが、このフェイスパウダー。
肌の皮脂を吸着してメイクをキープする効果や、肌の保湿、肌色の補正など製品によって様々なコンセプトがあります。
基本的に無色から薄い色味のモノが主流です。
ルースパウダー
粉状のフェイスパウダー。
持ち運びには向かないが、ふんわりとヴェールの掛かったような優しい仕上がりになる。
指での使用には向かないので、ブラシやパフを使う。
プレストパウダー
粉状のパウダーを固めたモノ。
持ち運びに向いていて、落ち着いた印象を演出できる。
お直しの時など、テカりが気になる箇所にサッとひと塗りするだけでサラサラに。
まとめ:ベースメイクでワンランク上の自分に
肌が綺麗に見えるだけで自分に自信が持てるもの。
ベースメイクで七難を隠して理想の自分に近づきましょう!
次回はベースメイクの実積編です。
メイク動画を交えながらメイクのやり方をご紹介していこうと思います。
よろしければ参考になさって下さい。