スキンケアと一言で言っても何をすればいいの?
化粧水に乳液、クリームと種類が色々あって迷ってしまいますよね。
そんな貴方に、スキンケアとは何なのかを分かりやすく解説していきます。
✔本記事の内容
- どうして男性にもスキンケアが必要なのか
- スキンケアの順番
- モイスチャーバランスについて
- 肌質によって使うアイテムを変えよう

化粧品検定1級とコスメコンシェルジュ資格を所持。
小学生からスキンケアをはじめ、メイク歴は6年。
2021年9月よりブロガーとして美容情報を発信している。
Twitterはこちら→あまとーなねこ
あまねこ
どうして男性にもスキンケアは必要なのか

まず、どうしてスキンケアが必要なのか。
それは、男性の肌は乾燥しやすい為です。
男性の肌は皮膚が厚く丈夫そうにみえます。
皮脂の量も多いため乾燥を感じにくい方も多いかもしれません。
しかし、上の図を見ていただくと分かる通り
水分の保有量は女性の半分も無く、それにも関わらず水分の蒸散量は二倍以上にもなりとにかく乾きやすいです。
また、男性は髭剃りもしますから自然と肌へのダメージも溜まります。
そのため、男性にこそスキンケアは必要なのです。
スキンケアの順番
スキンケアとは乾燥や外的刺激にさらされたお肌のケアをしていくこと。
一般的に、洗顔後の肌に
- 化粧水…水分と保湿剤が配合されている。
- 乳液…水分と油分、保湿剤が配合されており肌のバランスを整える。
- クリーム…水分と油分と保湿剤が配合されており、油分を主に補う。
を順番に肌に塗っていく事を言います。
化粧水で水分を補給し、乳液とクリームで蓋をするイメージです。
夏ならば汗をかくでしょうし湿度も高いでしょうから、乳液までで十分かもしれません。
ですが、冬ならば乾燥するでのでクリームまで使った方がより安心ですよね。
こういったように、アイテムを足したり引いたりしながら自分に合った組み合わせを見つけていく。
これがスキンケアの基本になります。
スキンケアの考え方

実際にアイテムを選んでいく時に重要になるのがモイスチャーバランスです。
モイスチャーバランスとは、角層と呼ばれる肌表面の一番外側にある層のうるおいバランスの事で、
水分・脂質・NMF(天然保湿因子)からなります。
このバランスが一定に保たれることで、肌の水分量が安定し健康な肌に近づきます。
ですが、加齢や紫外線の影響でこれら3つが足りなくなったり、逆に多すぎたりしてしまうと、
肌のバリア機能が乱れ、肌荒れ、ニキビ、カサつき、小じわなどの原因となってしまうのです。
その為、スキンケアではモイスチャーバランスが良い状態を保つため、
元々肌にある「水分」「脂質」「NMF」を化粧品によって補います。
- 十分な「水分」
- 脂質の代わりの「油分」
- NMFの代わりの「保湿剤」

NMFはアミノ酸が主な成分で化粧品に入っている事も多いねこ!
次項からはモイスチャーバランスの3つの成分について解説していきます。
水分
水分、つまり水の事です。
化粧水の主要成分で、肌がうるおう事で皮脂の分泌を抑える効果があります。
また、水分と相性のよい美容成分もある為、化粧水はお肌にとってとても大切です。
実は乳液やクリームもその半分は水で構成されているモノが多いので、油分や保湿剤のバランスを見ながら上手に補いたいですね。
化粧水について詳しくはこちら▼

油分
油分は主に乳液やクリームで補います。
油性の成分はエモリエント効果と呼ばれる水分の蒸発を抑え、肌をやわらかくする効果があります。
肌触りがガサつきやすい男性に油分補給はおすすめのスキンケアです。
乳液について詳しくはこちら▼

クリームについて詳しくはこちら▼

保湿剤
保湿剤は、モイスチャー効果と呼ばれる水分を抱え込む作用によって、うるおいを与える効果を持った成分です。
どのアイテムにもバランスよく入っている傾向があり、さっぱりからしっとりまで様々な使用感を生み出しま
す。
スキンケアアイテムの選び方
モイスチャーバランスを基準にして、化粧水、乳液、クリームを選んでいきましょう。
油でテカりやすい脂性肌の人は化粧水と、肌のバランスを整える乳液。
乾燥しやすい乾燥肌の人は化粧水、乳液、主に油分を補うクリームを使うと効果的です。
ねこ(筆者)の場合は油も多いが乾燥もする混合肌のため、場所によってクリームを使い分けていますよ。
ライン使いについて
スキンケアを始めたての方に多い質問がライン使いについてです。
ライン使いとは、同じシリーズの製品で化粧品からクリームまでを揃えて使うこと。
これについては諸説ありますが、ねこ(筆者)個人の意見としては人それぞれだと思います。
化粧品開発者はラインで使う事を想定して処方を考えますが、同じような成分で固めるよりも違った美容成分を取り入れた方が美肌になると捉える美容家も多くいらっしゃいます。
もし別のシリーズの商品を使うことに抵抗があるなら、同じラインでも配合されている美容成分が違うモノを取り入れると効果的ですね。
まとめ:スキンケアでお肌を守ろう!

スキンケアは難しいと思われるかもしれませんが、
選び方が分かってしまえば案外簡単です。
これから一緒に学んでいきましょう!

ご精読ありがとうございましたねこ!